見違える!単品おせちの盛り付け方法

おせちは家で作る派の方でも、かまぼこやだて巻きなど、どうしても手が回らないお料理ってありますよね。なだ万ではそんなご家庭のために単品のおせちも用意しています。

 

今回は、なだ万の調理長である中原さんへ、おせちの盛り付け方を伺って来ました。
 

ご家庭で重箱に詰める方もいらっしゃいますが、今回は手軽に数品をきれいに盛り付けるコツを伺いました。

宴

「なだ万厨房」で販売しているパック詰めのおせち。写真は15品セットですがバラでも買えます。

 

盛り付け_バットに広げている様子

盛り付けを行う際には、キッチンペーパーを敷いたバットに広げると、余計な水分がとれ、作業もしやすくなります。

 

盛り付け方1

紅白なますは、一つ一つの長さや厚みを揃えます。

 

盛り付け_紅白なます

このように、にんじんと大根を交互に重ね合わせて、積むように盛り付けます。

 

盛り付け_黒豆

黒豆は内部に光沢のある器へ。黒豆の表面に輝きが映り込み、見た目が華やかになります。

 

その他の単品おせちの盛り付けはこちら。

 

紅白かまぼこ
1cmほどの厚さに切り、紅白交互に並べる。

 

にしんの昆布巻き
半分に切り、断面が見えるように盛り付ける。

 

祝い海老
殻を剥き、両端を切る。寝かせるのではなく、立てて盛り付ける。

 

だて巻き
1.5cm程に切り、断面を見せるように少しずらして盛り付ける。

 

かずのこ
食べやすい大きさに切り、積むように重ねる。

 

完成品がこちら。
盛り付け完成

 
南天の葉や実があると、ぐっとお正月らしくなります。
盛り付けの際に意識するポイントは「高さ」。エビを立てる発想はプロならではです。

 
 

盛り付け方2 煮物

盛り付け_里芋盛り付け中

煮物類の盛り付けも、高さを意識する点は同じです。里芋の盛り付けは少し難しいですが、転がり落ちないようにバランスを考えて。また、余裕があれば人参やごぼうの両端を切って整えてあげてください。

 

盛り付け_松葉ゆず

彩り用の松葉ゆずの作り方は簡単、ゆずの皮を縦長に切り、切れ目を入れて裂くだけ。
ゆずを落ち葉に見立てた彩りなので、秋冬のお料理に使われるそうです。

 

盛り付け_青みを添える

茶色くなりがちな煮物には、青みを添えることも重要。ここではさやいんげんを使いましたが、スナップえんどうやきぬさやでも良いそうです。

 

煮物盛り付け

完成品はこちら。
 

高さと彩りを意識することは、普段のお料理にも応用できるテクニックです。お料理がぐっと見違えるひと手間加えた盛り付けで、お正月を華やかに過ごしましょう。

 
取材協力:株式会社なだ万 中原 健次様

 

Text: 中野 晃子(ライター。飲食関連の記事を得意とする。趣味は飲み歩きと料理と散歩。)
Photo: 井上圭佑