経験の幅を広げ、自分の可能性を見出せる仕事です。
Q1:業務内容を教えてください。
主に接客業務です。総合職は、ほかにも電話対応、お客様のご案内、お会計、ドリンクや備品の在庫管理、店頭やテーブルに飾るポスターやチラシなど販促物の作成、百貨店のレストラン担当者の方とのやり取りなど、さまざまな業務があります。最初に任せていただけることは限られますが、経験を積むにつれて、年齢に関係なく責任ある業務を担当することができます。
Q2:主な一日の仕事の流れ (出勤から退勤の、時間と業務内容) を教えてください。
出勤
→ ランチ営業に向けて準備(献立作成・掃除など)
→ スタッフ全員でのランチ営業前ミーティング
(予約確認・料理の内容変更の確認)
→ ランチ営業スタート
→ メールチェック
(予約確認・取引業者とのやり取り)
→ 休憩
→ ディナー営業に向けての準備・ミーティング
(テーブルセッティング・予約確認・内容変更の確認)
→ ディナー営業スタート
→ 遅番スタッフへの引き継ぎ
(翌日の予約状況把握・ドリンク在庫と発注内容の共有)
→ 退社
Q3:この仕事のやりがいはどんなところですか?
総合職してのやりがいは、自分次第で仕事の幅や経験を広げられることです。
例えば、外国人のお客様がいらした際、積極的に接客し語学力を伸ばすことにより、料理や調理法の説明を英語でできるようになります。また、さまざまな経験ができるので、自分の得意分野と苦手な分野を発見することができます。自分自身と向き合いながら、得意分野を伸ばす努力・苦手な分野を克服する努力ができる職種だと思っています。
Q4:仕事を通じて一番嬉しかったことは何ですか?
自分のサービスでお客様が喜んでくれたことです。
地方から年配のご夫妻がいらっしゃった際、お帰り際に「お孫さんとの待ち合わせ場所までの乗り換えや、最寄駅からの道が分からない」とおうかがいしたので、手書きの地図をお渡ししました。後日お電話で「道に迷わず孫と会えました。ありがとうございます」とのお言葉をいただきました。以降、そのご夫妻が東京に来られたときは必ず自店をご利用いただけるようになりました。
お客様の喜ぶ顔が日々の活力になります。
Q5:職場の人間関係はどのような感じですか?
年齢や経験に関係なく、思ったことを言える環境だと思います。間違っていることをしていれば指摘してくださり、また的確なアドバイスをくださる、優しくて信頼できる方ばかりです。
Q6:普段心がけていることは何ですか?
「お客様のことを第一に考える」ことです。
「売上を上げるために何をするか」は、非常に重要なことですが、先ず「いらしたお客様が喜ぶために何をすべきか、何ができるか」を考えて仕事するようにしています。
聞かれたことへの対応、見やすいポスターやチラシ作りなど、細かいところまで丁寧に気を配ることが売上アップに繋がったときは、やりがいを感じます。
Q7:近い将来、どのようなスキルを身に付けたいですか?
お客様にはもちろん、接客・調理スタッフからも信頼されるようになりたいです。
先ず、お客様の要望をいち早く察知し、調理場に詳しく的確に伝え、ご利用いただいたお客様にご満足いただくこと。これを積み重ねてスタッフからも信頼されること。
この流れが、結果としてお店の売上アップに繋がれば環境も良くなり、さらに活性化にも繋がると考えます。
Q8:最後に学生さんに一言お願い致します。
「和食」のユネスコ世界無形文化遺産登録、東京オリンピックパラリンピックや大阪万博の開催などをきっかけに、これからさらに世界中から、日本独自の文化、そして「和食=日本料理」が注目されると思います。日本料理の一流企業の中で、世界各国からのお客様に和食の素晴らしさを伝えてみませんか。少しでも興味のある方はぜひお店に足を運んでみてください。